子どもの“イマ”を虹色に。ワクワクする大人と子ども - キッズカラー代表のブログ

保育士が子どもの育ちを保つために、保育環境の改善を目的とした保育士支援サービスHoiclue♪を運営する株式会社キッズカラー代表・保育士の活動ブログです。

「おしりふいて〜!」

こんな声がトイレから聞こえてくることはよくある。

子どもの年齡によって、手伝ってあげることもあれば、自分で一回拭いた後で仕上げをしてあげることもあったりと、その時によって対応はさまざま。

で、ある時事件(と呼ばれる出来事)が起きた。

 

「きゃ〜!!!」とトイレからせんせいの声。

午睡前のその時間、トイレがうんちだらけになっていたらしい。

どうやら床に落ちただけではなく、それを踏んで歩きまわったために、トイレだけでなくその周辺のいたるところが汚れてしまっていたようだ。

 

そして、まずは誰が汚してしまったかを探してシャワーをし、掃除をすることに。

そこまでは、良いと思うのだけど…

 

シャワーしてもらった子どもを、わたしが午睡時間にみているところへ、担任のせんせいがやってきて一言。

 

「あのね、あなたはまだ小さいの。だから、うんちが出た時は一人で拭いちゃだめ。

必ず大きな声でせんせいを呼びなさい。わかった?

絶対に自分で拭いちゃだめよ。いいね?」

さて。

 

みなさんはどう思いますか?

ちなみにこの子はあと数ヶ月で4歳になるお子さんです。

批判をするわけではないのだけれど。

この子は、もしこのまま先生が言う通りに毎回先生に拭いてもらって自分で拭くことがなかったら、この先どこで自分で拭くことを覚えるのだろう。

毎回、今回のような騒ぎになっては、それは先生も大変かもしれない。

でも、保育園はある程度それでもいいんじゃないかなぁ。なんて思ったりして。

だって、子どもの失敗を回避させるのは先生の都合であって、子どものこれから先にはつながらないんじゃないかと思うから。

それはトイレに限ったことじゃない。

 

例えば…

けんかを途中で止めてしまったら、痛みや、思いを伝え合う術や関わりや、けんかして一緒に遊べない寂しさや、仲直りできたうれしさなんかを、感じることが難しくなるんじゃないかなぁと思う。

おもらししたら洗えばいいじゃない!

失敗したら、じゃぁ次どうしたらいいかを一緒に考えればいいじゃない!

お仕事などなど、日々大変なお母さんが、なかなかその時間を作れなくていっていう環境はたくさんある。

でも、保育園はそれにとことん付き合える場だと思う。

 

“その場”ではなく、子どものこれから“先”を見て、考えて、どういう関わりがいいかを考えることが大切なんじゃないかなぁと。

 

自分で保育している時には、ついつい余裕がないこともある中で、

第三者的な立場で見て改めて思った出来事でした☆。

子どもの“イマ”を虹色に。

キッズカラー 雨宮 みなみ

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