子どもの“イマ”を虹色に。ワクワクする大人と子ども - キッズカラー代表のブログ

保育士が子どもの育ちを保つために、保育環境の改善を目的とした保育士支援サービスHoiclue♪を運営する株式会社キッズカラー代表・保育士の活動ブログです。

海と朝ごはん

この間、Twitterでも少し書いたのだけど、改めていいなぁと思ったこと。

 

ある朝、クラスの一人の男の子がいつもより遅く登園してきたのだそうだ。

理由を尋ねると、「海で朝ごはん食べてきたんだ」とのこと。

お父さんに詳しく聞いてみると、

「コイツ、朝なかなか起きないから海行くぞって起こして海でご飯食べてきたんです。」

と。

海で朝食と言っても、東京湾のどこかでおにぎりでも食べてきたような感じだったらしい。

でも、東京湾だっておにぎりだってなんだって、

その子にとって「海で朝ごはんを食べてきた」ことには変りない。

 

朝早くに起きて陽の光を浴びる気持ち良さや、

鳥の声や波の音を聞いたり見たりしながら外で食べる朝ごはんのおいしさを感じられるような、

そんな朝の魅力を体験できる機会を作ったお父さん。

どこまで考えていたのかはわからないけれど、素敵だなぁと思った。

 

なんだかいつもと違うワクワク感は、

彼にとって特別な朝だったようで、嬉しそうにニコニコしている彼の顔はとてもきらめいていた。

 

思い返してみると、本当にたわいもないことだけれど、なぜか鮮明に覚えている出来事が私にもいくつかある。

それは、いつもとちょっと違う“特別感”を感じたワクワクしたことや、本当に心に染みた

苦い思い出が多いように思う。

大したことではないのだけれど、今でもなぜか覚えているそれらのことは、

きっと子どもながらに自分自身が心から感じた、経験値が高いことだったのだと思う。

 

与えられるモノが多い環境だけれど、

その中で子どもたちが自分自身で心から経験することこそが、子どものこれから先に繋がっていくんだろうなぁと思う。

心から“しまった!”と思う経験があれば、子どもは自分で回避する力をつける。

心から“楽しい!”と感じたら、自ら学んでいくだろう。

全てを子ども任せにしてしまうのは放任だけれど、

子どもたちが安心してたくさんのことを経験できる自由な環境を見守り作ることが、

私たち大人にとって大切なことだと思う。

大人は決して“与える”だけでの存在ではないのだ。

その気付きを与えてくれた子どもたちに、私は心から感謝しているし、

これからもたくさんのことを学びながら、一緒に成長していきたいなぁと思っています☺

子どもの“イマ”を虹色に。

キッズカラー 雨宮 みなみ

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