子どもの“イマ”を虹色に。ワクワクする大人と子ども - キッズカラー代表のブログ

保育士が子どもの育ちを保つために、保育環境の改善を目的とした保育士支援サービスHoiclue♪を運営する株式会社キッズカラー代表・保育士の活動ブログです。

子どもの遊びと大人

[caption id="attachment_486" align="alignnone" width="400" caption="子どもたちの力作"]子どもたちの力作[/caption]

つい最近のTwitterでのつぶやき。

 

色んな意見を聞くきっかけになったので、ここでもちょっと書いてみようと思う。

もともとは、保育をしている中で感じていたこと。

いっつも同じ遊びばっかりしてるんだから、違う遊びもしたら。」という大人の声掛けは、“色んな遊びをした方がいい”という大人のエゴなんじゃないかなぁという話。

その状況にもよるんだと思うけど、そんな風に大人が他の遊びに誘う場面を見たりすることがわりとある。

その背景には、「色々な遊びをした方が色々な経験ができる」とか、「ずっと遊んでいるから他の子がその遊びをできない」とか、「他の遊びの楽しさを教えてあげたい」とか、その他色々なんだと思う。

私自身、保育士になって初めの頃は、「いつも同じ遊びばっかりしているんだから、たまには他の遊びのおもしろさを伝えて遊びを広げてあげよう」なんて考えていたこともあった。

でも、子どもたちは大人に言われなくとも、その時にしたい遊びを自分で選択している。

自分の周りにある環境の中で、その時自分がやりたいと思う遊びを楽しんでいる。

大人だって、人と会う時遊ぶ時、食事に行くのか、買い物をしに行くのか、カラオケに行くのか、映画を観に行くのか、色々な選択肢の中からその時したいことをする。例えば、「昨日も買い物したんだから、今日は映画にしたら」なんて言われたって、昨日は洋服を買ったけど今日はそれに合う靴が欲しいんだから、昨日と今日の買い物は違うってことだってありうるし、観たい映画もないのに映画を観たって楽しくはない。

それと同じ。

周りから見ればいつも同じ遊び。

でも、その子にとっては、毎回それがしたい遊び。

そして、その子の中で少しずつ少しずつ遊びが深まっていっていたりする。

途中で新しいおもちゃや遊びが出てきた時に、その方がいいと思えば自分から遊びをやめるだろうし、それよりもやっぱり今の遊びがいいいと思えばそのまま遊び続けるだろう。

子どもの選択に安易に大人が介入することは、子どもの伸びようとしている芽を奪ってしまいかねないと思う。

 

でもだからといって、「じっくり遊んでいるからいいだろう」とそのまま放任しておくのはまた少し違う。

大事なのは、こちらから誘導しないにしても、 子どもたちが選択できる環境を配慮することで。

単純に言うと、ブロックと積み木がある部屋と、ブロックと積み木と絵本がある部屋では、やはり後者の方が興味・関心につながる入り口は広い。

できるだけ選択できる幅は広い方がいいと思う。

そして、もし子どもたちが何かに興味を持った時に、つまらないルールでそれを我慢させたりせず、できる範囲でどんどんその興味・関心を広げたり深めたりできるような環境を用意して見守ることが、私たち大人ができることなんじゃないかなぁと思う。

“子どもだから”という認識でついついこちらがやってしまいそうになることはたくさんあるけれど、子どもって思うよりも本当にすてきな力をたくさん持っていて、それをいかに生かせるか(潰さない)かが大事なんだなぁと。

「せんせい見て!これね、こうやって作って、〇〇ちゃんが手伝ってくれて、ここを変えて、ああして、こうして、それでできたんだよ!」

そう言って見せてくれたかわいいレゴブロックの背景にある子どもの思いと、作り上げた満足感でうれしそうにきらきら笑う子どもの笑顔を思い出す。

私が大切にしていきたいこと。

子どもの“イマ”を虹色に。

キッズカラー 雨宮 みなみ

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