子どもの“イマ”を虹色に。ワクワクする大人と子ども - キッズカラー代表のブログ

保育士が子どもの育ちを保つために、保育環境の改善を目的とした保育士支援サービスHoiclue♪を運営する株式会社キッズカラー代表・保育士の活動ブログです。

いいじゃない、そのままで。

 

春。

出会いと別れの季節。

でも、急なお別れは、もうどうしようもなく寂しい。

 

3年前のあつーい夏の日。

どろどろになって水遊びを楽しむ子どもたちをにこにこと眺めているみこちゃんに出会った。

言葉や話し方ひとつ、人との関わり方ひとつ(それは大人に対しても子どもに対しても)をとっても、本当に不思議な魅力をもっている人だった。

そして、誰に対してもこれっぽっちの隔たりなく、同じように接してくれる人だった。

 

その頃のわたしは、「保育士の経験がある」というだけで、どこか子どもを知っている気になっているところがあった。

でも、みこちゃんに出会って、その変なプライドのような知ったかぶりのような「保育士」というフィルターを外して、「人と人」という関係や関わり方について、いろいろなことを教わった。

それは、直接的な言葉や説明ではなくて、みこちゃん自身の姿や会話から自然と伝わってきたものばかりだった。

 

「あら、だいじょうぶよ。」

「いいじゃない、そのままで。」

 

強さが秘められたやさしい言葉で、おちゃめに笑いながらポンっと背中を押してくれた言葉の数々が、忘れられない。

みこちゃんに言われると、肩に入っていた力がふっと抜けて、やさしい気持ちになれた。

 

あぁ、もっと話したいこと、たくさんあったな。

こんなに近くにいたのに、なんでもっと会いに行かなかったんだろうな。

「ちゃんと分けるのよ。」ってにんまりとしながら手渡してくれたおやつ、おいしかったなぁ。

あの時はげんきだったのになぁ。

 

いろーなことが頭をめぐり出して、じわーっとこみ上げてくるものがあって、きりがない。

 

そのうち子どもでも生まれたら、みこちゃんに抱っこしてもらって、「あら、パパそっくりじゃない。」とか、「なんだかかしこそうな顔してるわね。」とか、そんな言葉をもらって。

そして育児に不安を覚えた時には、「だいじょうぶよ。」と、またあの笑顔で言ってもらえるものだと思ってた。

 

でも、今日、きちんと御礼を伝えてこれたから。

 

あとは、みこちゃんから学んだこと、受け取ったやさしさ、温かさ、子どもを取り巻く環境や地域への想いを、わたしなりに、つなげていけるように向き合っていこう。

形は違えど、わたしなりの形で、みこちゃんと同じようなあたたかかさでつなげていきたい。

 

みこちゃんに出会えて、本当に、ほんとうによかった。

 

みこちゃん。

本当にほんとうに、ありがとうございました。

 

2014年 4月 7日

 

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子どもの“イマ”を虹色に。

キッズカラー 雨宮 みなみ